2017.01.06
頚椎・椎間関節症 施術例
症状は首の骨の部分の痛み、首から肩にかけての痛みなどがあらわれます。
椎骨(ついこつ、背骨を形成している骨)ひとつひとつの間の後ろ側の関節が狭くなることによって起こります。神経の通り道を狭めてしまうので、首の動きによって神経症状が引き起こされます。
「ある日を境に上を向くのが辛くなってきた」という35歳の女性の場合
1週間ほど前から首に違和感を感じ、いつもの疲れだと思いマッサージに行ったそうです。そこで下向きで首を強くおされたそうです。このお方はお仕事は教師をやられていて黒板を使って授業をしています。その際に体格が小柄なので、上を見る事が多いらしいのですが、マッサージの翌日から上が上手く向けず授業に支障をきたす状態になってしまったそうです。
椎間関節は下を向くことで関節のあいだが広がり、上を向くことで逆に狭くなります。
今回のマッサージで関節が狭くなるようなストレスがかかってしまい、仕事によって発症したのだと思われます。
ただこのお方は普段から肩コリはひどく、今回の始まりだった違和感も何回も経験されているという事です。という事は普段から首、肩への負担はかなりあったという事になります。
「昨日は授業の時に腕が上がりづらく字も書きにくくなってきたんです。」
ともおっしゃられていて、これは首から肩にかけての神経症状が出ているので危険です。しっかりとした根本治療が必要だと考えました。
今回の原因は姿勢の崩れから首に負担がかかり続けていたということです。
○○さん運動もされていないということで体幹の筋肉が衰えています。人間の身体は土台が安定しないと上物は安定しません。首もストレートネック気味になっていて、その状態で上を向く動作をすると首への負担が大きくなります。
「○○さん腰痛の症状もありますか?」と伺ってみると「腰も昔から痛いんです。」との事でした。
「だんだんマッサージが効かなくなって……」実は悪化していた首の症状を根本改善へ
体幹の筋肉が弱くて、いわゆる反り腰の状態になってしまっているので、やはり根本からの治療が必要だと考えました。治療の方は深層筋膜リリースを行っていきました。
初回の状態は首を上に向けるのが辛く。うがいも出来ない状態でした。この状態を見て、検査の結果を含め治療の方はまず1週間に3回のペースで進めていくことになりました。
治療の方はライズトロンによって深部の部分を緩め、コンプレッションリリーステクニックによって別の部分の筋肉を緩めて、関節に余裕を持たせます。
それだけですと、姿勢の変化は出てこないのでPNF施術をインナーユニット(体幹)に当てて機能を取り戻していきます。そうすることで姿勢が改善され関節にかかるストレスが軽減していきます。
1ヶ月治療を続けていくと首はその日治療を加える前でも見上げられるくらいになっていました。姿勢も改善の兆しが見え、腰痛も頻度が減ってきてたそうです。そこから治療を1週間に二回に切り替えて、途中で検査を交えながら治療を2ヶ月進めていきました。初診から3ヶ月経った頃には首の痛みがないのはもちろん、姿勢も改善され腰痛も気にならなくなり、ストレートネックも改善されていました。
「初めはいつもならマッサージをしてもらえば軽くなっていたはずなのに、どんどん症状が悪くなっていって、それが凄く不安でした。今度別の所では大丈夫かな?と思っていましたが、実際に中央林間接骨院さんで治療を受けて、私の症状について深く問診してくださって、説明も丁寧だったので、こういう事だったのか!と納得し安心致しました。そこからは先生の言う通りに体操などを続けていくと、みるみるうちに良くなっていきました。これからはこの健康状態を守っていきたいと思います。」
とおっしゃられていました。
人間はどこか一つ歪みが出るとそれを代償して他の所が歪んできます。それを繰り返すことによって痛みという危険信号が出てきます。○○さんの場合昔から腰痛持ちで始まりはそちらだったのかもしれませんね。とにかく首の症状でも根本から改善することが大切という事ですね。
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