2017.01.23
変形性膝関節症 施術例
「立ったり座ったりする時に膝が痛い」「階段の上り下りがつらい」「整形外科で軟骨がすり減っていると言われた」これらの状態に当てはまる方は膝の関節が変形している「変形性膝関節症」の可能性があります。
変形性膝関節症とは、膝の関節を作る大腿骨と脛骨の間にあり、クッションの役目をしている半月板に負担がかかり、傷がつくことで関節面にある軟骨や骨に痛み、変形をきたす疾患です。
このような症状のでる原因として、膝周囲の筋(大腿四頭筋、膝窩筋、ハムストリングス)の硬さや、股関節(腸腰筋)の硬さなどがあげられます。
以前から膝の痛みがあり整形外科でヒアルロン酸の注射をしている78歳女性の場合
膝の痛みで整形外科に通われて、2週間に一回ヒアルロン酸の注射を打ち、その時は動きが軽くなるが、またすぐに戻ってしまう。
ご自宅の階段の上り下り、ご主人との散歩がもっと楽にできるようにしたい。と、相談を受けました。
整形外科ではレントゲンで軟骨がすり減っている。と言われたそうです。
当院の超音波観察器で観たところ、確かに軟骨のすり減りを確認しました。膝の可動域は90°を過ぎたくらいでつまり感を感じる状態でした。
骨の変形がある以上、ある程度の痛みが出てしまう事はしょうがありません。だからといって永遠に注射を打ちつづける事はどうなのか。
患者さんとお話をし、膝だけでなく身体全体の状態を確認していく事にしました。
今回の患者さんの場合、年齢的にみた筋肉量は決して少なくなかったのですが、体幹の筋肉の働きは良くありませんでした。体幹とは家の電気のブレーカーのようなもの。ブレーカーを上げないと家中の電気が使えないように、ここが上手く機能しないと腕や脚、膝には必要以上に負担がかかってしまいます。
やはり、体幹の機能不全による影響で股関節、ハムストリングスに筋拘縮がみられました。これらの硬さが膝に負担をかけ変形を引き起こしていたものと考えられます。つまり、これらを改善することで、変形は治りませんがこれ以上患部に負担をかけないようにすることはできます。
「階段の下りも痛くない日がほとんど!」身体の使い方が変わり、膝への負担が減った
患者さんにご納得いただき、深層筋膜リリースを開始しました。
施術としては、それらの硬くなってしまった部位に対して超音波とハイボルテージのコンビネーションによる電療を加えその拘縮を取り除くこととコンプレッションストレッチリリースで可動域の改善を行います。しかし、単に硬さを取るだけでは時間が経つにつれ筋肉の硬さは戻ってしまいます。そこで当院では柔らかくなった筋肉がまた硬くならないように3DのEMSを体幹(インナーユニット)に当て、体幹を使った正しい体の使い方を覚えこませるPNF施術を行います。
またお散歩をされる時も体幹へしっかりと力が伝導するように、バランスボードに乗って脚からの情報を体幹で受け止め力にするリハビリを行いました。
週に3回後通院いただき、そのうち2回でPNF施術を行う治療を3ヶ月。その間ご自宅でできるストレッチや運動などにも積極的に取り組んでいただきました。もともと、お散歩をされたり出掛けるのがお好きなアクティブな性格の方でしたので、リハビリも出来ないと悔しがり、出来るよう真剣におこなっていただけました。(たまに余計な力が入り過ぎる時もありましたが…笑)
その甲斐あって、一月後には可動域が110°を越え、階段は下りの時に少し痛いくらいになりました。
リハビリの難易度を少しずつ上げながら治療を続け3ヶ月経つ頃には、膝を曲げた際、踵とお尻の間は拳1つ分を切るほどになりました。
さらに体幹の力強さも感じられ、階段の下りも痛くない日がほとんど、という状態でした。
3ヶ月以降は週に二度のご通院でうち一回をPNF施術としていますが、リハビリがメインで力が入りすぎていないかをチェックするような感じでしょうか 笑
単純に膝が痛い、曲がらない、軟骨がすり減ってる。と言われても、どこまでの部分が変形による痛みで曲がらないのか。身体の使い方が変わるだけで膝にかかる負担も大きく変わります。
年齢的なものでしょうがない、変形しているのでどうしようもない。
そんなことはありません。ぜひ一度ご相談ください。
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