2017.01.06
肩腱板炎 施術例
肩腱板は肩関節に安定性をもたらす、筋肉および腱の複合体(肩甲下筋(けんこうかきん)、棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、小円筋(しょうえんきん))のことです 。その部分に炎症が起きたものを肩腱板炎と言います。
「今朝から肩が痛くて、手をぶら下げているのも辛い」という52歳の女性の場合
こちらの女性はママさんバレーボールをやられている方で、練習のあとに肩の痛みやハリが出ている事はしょっちゅうあったらしいのですが、昨日も治るだろうと寝てしまい、起きた時にそのような状態になっていたとの事でした。
肩を使う時に、肩甲骨の動きを安定させる前鋸筋、広背筋などの機能が落ちていると腱板に負担がかかりやすいです。年齢を重ねると自然と腱板が部分断裂を起こしていき、ある日突然痛みを出すケースもあります。
今回の場合は以前から練習後の痛みの様子を伺ってみると腱板に元からかなりストレスはかかっていた状態でした。昨日の練習で肩を使うことも多く今までの疲れと合わせて、腱板炎になってしまったんですね。
原因は一言でいうと姿勢にあります。インナーユニット(体幹)の機能低下から姿勢が崩れ、首が前に出るような形になります。首からの神経が上手く肩に伝達せず、前鋸筋、広背筋の機能が落ちます。あとは猫背のような状態で肩を巻き込んで腕を上げようとすると、それだけで腱板に余計な負担をかけてしまいまいます。
治療を続けたことで「重心が安定してトスが正確に出せるようになった!」
治療の方は、最初は炎症が強く出ていて動かせる状態ではなかったので3Dマイクロカレントを流していきました。それによって治癒速度が高まり、炎症が早く収まります。これを当てた上で、三角巾で腕を吊って腱板への負担を減らします。初日~3日目まではこの治療をして痛みが大分落ち着きました。
ここから根本改善の治療になります。深層筋膜リリースを行っていきました。
まずはコンプレッションリリーステクニックによって肩周りを筋肉を緩めて肩を動きやすい状態にします。
更にPNF施術をインナーユニット(体幹)と前鋸筋、広背筋に当てて、肩甲骨の動きを取り戻していきます。全体の姿勢が良くなれば胸がはりやすくなるので余計な負担も減り肩関節へのストレスがなくなります。
初回から3回目までは続けて来て頂いて、炎症がおさまってからは週に2回で様子を見ていきました。2週間くらいでバレーボールを少しずつ再開していただき、一ヶ月経った頃には肩の痛みもなくバレーボールを普通に出来る状態になっていました。
ただ姿勢が元々悪かったので、そちらの方改善にはまだ時間がかかりそうだなぁといった印象でした。ここからはリハビリ・トレーニングも加えて、バランスボードなどを使って重心の取り方も教育させて頂きました。3ヶ月たった時には姿勢も改善され、そのお方はセッターをやられているんですが
「結果的に重心が安定してトスが正確に出せるようになった!最初はどうして痛みが出たのかわからず不安だったけど、症状をしっかり説明してもらい不安がなくなりました。接骨院の雰囲気も良くてどんどん身体が健康になっていくのがわかったので通院もまったく苦じゃありませんでした!」
とおっしゃっておりました。肩が痛くなる前よりも良い状態で治療終了でできたので治療家として良い仕事が出来たなと思います。
今回のケースは肩が痛いということでしたが重心の位置が悪く、そのために姿勢が崩れていた面もあります。重心の位置が悪いとそれだけで捻挫をしやすかったりするので運動されている方は絶対に治しておかないといけない部分ですね。身体全体を見て治していくことの重要性が分かる症例でした。
中央林間駅×接骨・整骨部門
〒242-0007
神奈川県大和市中央林間3-12-15
丸勝ビル1階
平日
9:00~12:00
16:00~19:30(火曜除く)
土曜
9:00~12:00
休診日
水、日・祝
TEL:046-272-8797
※完全予約制。お電話ください。
※駐車場2台あります。