2017.09.29
産後の骨盤矯正がなぜ必要なのか・・・
毎日、沢山の産後のお母様のお身体を診させて頂いておりますが
「出産は本当に命掛けの大仕事なんだなー 」ということをお身体を通じて日々感じております。
それほど産後のお母様のお身体にはゆがみ、ダメージが沢山みられます。
「産後骨盤矯正」はお母様が元気でイキイキと生活する為には必須なのではないのでしょうか。
産後のお悩みのとして挙げられる事は・・・
□産後、以前よりも肩コリ、腰痛がひどくなった。
□下腹部がポッコリしてきた。
□肌荒れ、くすみ、シミが気になる
□乳腺炎の痛みが気になる
□便秘が続く
□抜け毛が増えてきた
□尿漏れ
□産後うつ
などのお悩みがあげられます。
ズバリ、以上のお悩みの原因は産後の自律神経のバランスの崩れです!
簡単に自律神経の説明をさせて頂きますと・・・
自律神経の働きは呼吸したり、心臓を動かしたり、内臓の機能や体温調整するなど、自分の意志でコントロールすることの出来ない神経です。
生命維持を司っている神経といっていいでしょう。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つにわかれます。
交感神経は日中、働いている時に活躍する神経です。
交感神経が働くと、血管が収縮し、心拍数が上がり、筋肉が緊張し、アグレッシブになります。逆に腸の働きは抑制されます。
副交感神経は主に夜に働く、休息の神経です。
副交感神経が働くと、血管が広がり、心拍数が下がり、筋肉は弛緩し、穏やかになります。この時に腸の働きは活発になります。
この交感神経と副交感神経がバランス良く働いてくれていれば問題はないのですが、
産後、このバランスが崩れてしまうのです。
交感神経の働きが必要以上に上がり、副交感神経の働きが低下してしまいます。
副交感神経の働きが低下してしまうと、睡眠の質が著しく悪くなります。
日中、活動しダメージをうけた身体は睡眠時に成長ホルモンが出ることにより、ダメージを回復させます。
しかし睡眠の質が落ちる事により身体はダメージを回復することなく、日々傷んできてしまうのです。
それでなくとも乳幼児を抱えたお母さんは睡眠が不規則になるのでなおさらです。
これが、肩こり、腰痛、乳腺炎、腱鞘炎の原因の1つとなります。
本来、副交感神経が夜働いて、腸の働きが活溌になり消化活動、腸内環境が整うのですが、副交感神経の働きが低下しているため、便秘、肌あれ、シミの原因にもなります。
副交感神経の働きの低下で、血液の流れも悪くなっているので、お腹の脂肪も燃焼しづらくなりますので、痩せにくくもなります。
では、なぜ産後、自律神経のバランスが崩れてしまうのでしょうか・・・
それは、出産による「身体のゆがみ」が原因です。
出産という大仕事を行った後のお母さんの身体、実は色々なところにゆがみが出ているのです!
ゆがみをそのままにしていても特に問題が起きない身体の場所もありますが、
ゆがんだまま放置しておくと問題が起きてしまう身体の中の場所が2ヵ所あります。
1つは骨盤、もう1つは頸椎、首の骨のことです。
産後この2か所のゆがみを放置してしまうと、自律神経のバランスを崩す原因となるのです!
まずは骨盤。
骨盤を構成する骨の1つに仙骨という骨があります。
この仙骨から自律神経の副交感神経が沢山出ています。
骨盤がゆがむことで仙骨から出ている副交感神経を刺激してしまうと、副交感神経の働きは著しく低下してしまいます。
もう1つは頚椎(首の骨)。
7つある頚椎の中の1番と2番の間からも沢山の副交感神経が出ています。
頚椎の1、2番がゆがむことでも副交感神経の働きは著しく低下してしまうのです。
以上のことから、この2か所のゆがみを矯正することはとても大切なことです。
(ブログ「なぜ産後、頚椎と骨盤がゆがんでしまうのか・・・」も参照して下さい)
自律神経のバランスを整えることで、産後のトラブルのはぼ全ては解決するのです。
家庭はお母様が元気でイキイキしてくれていないと、本当に家族全員辛いものです。
産後、子育てが1段落した後、お仕事への復帰を考えていらっしゃる方も多いと思います。
お仕事に復帰したときにベストな身体でいられる事は大切なことだと思っております。
大和市の中央林間接骨院の産後骨盤矯正は「頚椎の矯正」+「骨盤の矯正」∔「自律神経のツボ指圧」+「姿勢保持の為のPNF施術」
が合わさった究極の「産後骨盤矯正」です。
大切なお子さまもベビーシッター資格者が責任を持ってお預かり致します。
大和市の中央林間接骨院の「産後の骨盤矯正」
ご予約お待ちしております。