2017.09.29
なぜ産後に骨盤や首の骨がゆがんでしまうのか・・・
前回、「なぜ産後骨盤矯正が必要なのか・・・」というお話しをさせて頂きましたが。
今回は、ではなぜ「産後、骨盤、首の骨がゆがんでしまうのか・・・」というお話しをさせて頂きます。
一般的に言われていることは、妊娠中は骨盤の中でだんだん大きくなってくる赤ちゃんをしっかり抱っこします。この時点で赤ちやんを抱っこするための骨盤のスペースが必要になります。
その為に骨盤をとめている靭帯をゆるめて骨盤をひろげてスペースをつくらなくてはなりません。
ホルモンが分泌されこの靭帯を緩めてくれ、骨盤がひろがります、そして出産時には産道をつくるために最大限に骨盤はひろがります。
産後、この骨盤のひろがったままで放置してしまうと、産後の色々なトラブルが起きてしまうので、産後は骨盤矯正をしましょう。
というお話しが一般的です。
しかしなぜ骨盤が開いたままにしておくと、産後のトラブルの原因になるのか・・・
ということに関してのはっきりした説明はされていません。
ここでその説明をさせて頂きます。
重要なポイントは出産時に骨盤底筋が緩んでしまう事にあります。
骨盤底筋か骨盤の底にある筋肉です。
骨盤底筋は身体の体幹を構成するインナーユニットの1つです。
インナーユニットを詳しくご説明させて頂きますと
お腹の筋肉はトレーニングをして「お腹の筋肉が割れてきた!」と言われる「腹直筋」という筋肉が表面にあります。
インナーユニットはこの腹直筋の奥にある、身体の軸、姿勢をキープする為の筋肉です。
インナーユニットは骨盤底筋、腹横筋、多裂筋、横隔膜の4つの筋肉で構成される筋肉ユニットです。
お腹の真ん中の深いところに縦にドラム缶を立てているイメージをしてみてください。
ドラム缶の底の部分が骨盤底筋、前側の側面部分(お腹側)が腹横筋、後ろ側面部分が多裂筋(腰側)上蓋部分が横隔膜になります。
私たちの身体はこのインナーユニットがしつかり機能することで、正しい姿勢を保つことができます。
どうしても出産後に骨盤底筋が緩んでしまうことはさけられません。
インナーユニットの特徴は構成する4つの筋肉のうち1つでも機能しない筋肉があると
インナーユニット全体が機能しなくなってしまうことです。
骨盤底筋が緩む➡インナーユニットの機能低下➡姿勢が悪くなる
ということが起こります。
姿勢が悪くなると、自然と顔が前に出て、顎が上がり気味になります。
この状態が続くと頚椎(首の骨)の1、2番がゆがみます。
身体は上の部分、頭~首にゆがみが生じると、バランスをとる為に下の部分で補正しようとします。
この下の部分が骨盤に相当します。
骨盤もゆがんでしまうのです。
出産で骨盤が開いた影響だけで骨盤がゆがむわけではないのです。
そして頚椎の1、2番、骨盤の中の仙骨からは自律神経の中の副交感神経が出ています。
頚椎、骨盤がゆがむ事で副交感神経に刺激が入り副交感神経の働きは低下します。
副交感神経の働きが低下することで、産後の色々なトラブルが起こることになります。
(自律神経と産後のトラブルについての詳しいご説明は、ブログ「なぜ産後の骨盤矯正が必要なのか・・・」をご覧下さい)
これらのことから
出産➡骨盤底筋が緩む➡インナーユニットの機能低下➡姿勢が悪くなる➡頚椎(首の骨)がゆがむ➡補正で骨盤がゆがむ➡自律神経のバランスが崩れる➡色々な産後のトラブル
ということがご理解して頂けると思います
大和市の中央林間接骨院の「産後の骨盤矯正」は
「頚椎の矯正」+「骨盤矯正」+「自律神経のツボ指圧」+「骨盤底筋(インナーユニット)のPNF筋トレ」 が合わさった
究極の「産後骨盤矯正」です!
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