祝！　第69回春の高校バレー
全国ベスト８！

中央林間接骨院では、神奈川県大和南高校女子バレーボール部のメディカルトレーナーをさせていただいております。

大和南高校女子バレーボール部は春の高校バレー全国高等学校選抜優勝大会10年連続14回目の出場という神奈川県、屈指の強豪校です。

毎週木曜日の午後、学校を訪れて治療を行うのと、公式戦に帯同し試合前のコンディションを整えることと、試合中の怪我の処置を行っています。

私は大和南高校でトレーナーをさせていただいて５年になります。

最初の方はできる事も少なく、痛みの出ている部分への電気療法、マッサージなどをしていました。

後はメンタルサポートの為に信頼関係を築こう！と話を沢山しようとしていた覚えがあります。

月日も流れ、接骨院の中で色々の物を学んでいく内に、出来る事も増えてきて、満足に選手を送り出せる機会も増えてきました。

具体的には選手が痛みを訴えている場合に、痛みに対してマッサージなどで対称療法をするだけではなく、選手が痛みが発生する動き方をチェックし、痛みを発生させていると考えられる動きの改善をしていきます。

その為には身体全体を見るようにしています。一見全然関係ない部分に手技を加えて、動きが改善されて痛みが取れる事はかなりあります。

最近では如何にそれを早く見抜いて改善出来るか？という点に気をつけて診させていただいています。もちろん選手との信頼関係も大切ですので、コミュニケーションを取りながらです。

体作りに関しては、別にストレングスコーチがいらっしゃるのでそちらにお任せしています。なので現場でお教えする物は外傷に関する簡単なリハビリ運動などを指導させて頂います。

自分の中で大和南高校でのトレーナー活動は、接骨院での技術を洗練出来る場でもありますし、現場ならではの技術を磨く場として重宝しています。

それも先生、選手、保護者の方達が協力的なおかげだと思っています。これからも楽しく活動させていただけることに感謝したいです。

私は大和南高校バレー部を卒業後メディカルトレーナーを担当させていただいています。

始めの３年は研修という形で先輩方に様々なことを教えていただきました。

トレーナーとしてデビューしてからは教えていただいたことや独自に学んだことを生かし、「動作改善」に力を入れてきました。

全国大会常連校ということもあり彼女たちは並大抵でない運動量をほぼ毎日行っています。

その環境の中、「防ぐことのできる怪我」をいかに減らしていくか、更にパフォーマンスを上げるための伸びしろを探すのが私の役割であると思っています。

例えば、太もものハリからくる肉離れ、シンスプリント、膝周りの痛みなどのが多く見られますが、この場合太もものハリを取ることも必要です。

ですが、太ももがハリすぎてしまう原因を解決しないことには同じことの繰り返しです。

こういった場合の多くは「足」にあります。

足裏にあるセンサー（固有受容器）から入ってきた情報が全身の筋肉をコントロールしています。

ここがしっかり機能していれば太ももが異常にはってくるのを防ぐことができます。

ですから、腰や膝に慢性的に痛みがある選手は足裏などの治療に加え、その人の眠っている力を引き出すオーダーメイドのインソールを作成する選手が多いです。

そういった治療やアドバイスをした選手が試合で活躍していたり、よくなったと報告してきてくれた時は涙が出るくらい嬉しいです！

大和南バレー部は私にとっていつまでも自分を成長させてくれる場です。

そんな環境でメディカルトレーナーを務めさせていただけることに感謝の気持ちを忘れずにこれからも大和南のために精進していきたいと思います。

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